私が所属する公益社団法人コスモス成年後見サポートセンターが、設立15周年を迎えました。 私は団体設立の翌年である平成24年に広島県支部へ入会し、成年後見制度と本格的に向き合うようになりました。 入会当初は、成年後見人等として何が求められるのか、どこまで関与すべきなのか分からず、常に手探りの状態でした。 現場に立つ中で、成年後見は決して制度の説明や書類作成だけで完結するものではなく、ご本人の人生や家族関係、地域での暮らしに寄り添いながら、「今、この方にとって何が最善か」を考え続ける仕事であることを強く実感するようになりました。 広島県支部での活動を通じて、研修や事例検討、会員同士の率直な意見交換に支えられながら、判断に迷う場面でも一人で抱え込まずに向き合える環境の大切さを学びました。 その積み重ねの中で、「制度をどう使うか」よりも、「ご本人にとって何が一番安心につながるのか」を基準に考える姿勢が、少しずつ身についてきたように思います。 15年という年月の中で、成年後見制度を取り巻く環境は大きく変化し、後見人等に求められる役割も、より丁寧で人に寄り添うものになっています。 これからも私は、一会員として現場に立ち続け、制度の先にいる「人」を見失うことなく、広島の地で一つひとつの支援を積み重ねていきたいと考えています。 15年の積み重ねの上にある今を大切にしながら、これからも一人ひとりに寄り添う支援を続けていきたいと思います。 コメントの受け付けは終了しました。
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